2021年01月20日 (水) | 編集 |
我が家は小学生の通学路の道端に建ってる。
朝洗濯物を干してる時に小学生の団体が通ると
「おはようございまーす。」 と元気な声が掛かる。
「おはよう!いってらっしゃーい!。」 と返事を返すが
小学生の列は家の角から一人一人次々現れるから
一人一人に挨拶され挨拶を返さなくてはならない。
「おはよーございまーす!」 「おはよーございまーす!」
「おはよー!おはよー!おはよー!はいおはよー!」
小学生の列が通り過ぎるまで返事を返す。
おばたんはこれが苦痛だ。
なので洗濯物を干してる時に 小学生のランドセルに付いてる
熊よけの鈴の音が聞こえてくると サッと玄関に飛び込む。
熊よけの鈴の音が遠ざかるのを確かめてから出ていって
洗濯物を干す。陰キャラのおばたんである。
学校で叩き込まれるあいさつ運動。汚れなき小学生。
何の疑問も持たず人と見るや挨拶することを使命感としている。
動くものの気配を逸早く察知し逃さない子供の広い視覚。
見つかったら最後 挨拶地獄に落とされる。
無理矢理の満面の笑みで挨拶を返し続けた後は
真顔に戻って掌で顔の皺を伸ばすおばたんであった。
奴らが熊よけの鈴をランドセルに付けてることが
唯一の助けだ。
ぽちっとな~~。
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